お得で便利なエポスカードでキャッシング!利用方法と注意点
マルイはファッションビル等の商業施設を運営していますが、クレジットカードや金融事業にも注力しており、「エポスカード」ブランドのクレジットカードの発行を行っています。
エポスカードを使ってカードキャッシングを利用することもできますが、その方法、返済方法、キャッシング利用時の注意点は御存じでしょうか。
年会費無料でポイント還元率の高いエポスカードは、日々の買い物・ネットショッピングでの支払いで便利に利用できます。急な出費の時等にキャッシングを賢く利用できるようにしておくともっと便利です。
エポスカードのキャッシング方法
エポスカードのキャッシングは基本的に24時間利用可能で、方法によってはどこでも利用することができます。また海外でのキャッシングも可能です。その方法をいくつか確認してみましょう。
日本国内ではマルイ店内のエポスカードATMの他、セブン銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行、Enet等の提携ATMでもATMの営業時間内で利用可能です。
コンビニエンスストアに設置されている提携ATMであれば24時間利用可能であることが多いです。利用可能なATMにはエポスカードの赤いマークがATM付近の掲示板の「利用可能カード一覧」に記載されています。
国内の提携ATMであれば利用・返済ともに手数料無料で利用できます。ただし提携ATMでは返済方法にリボ払いしか選べないので注意が必要です。
24時間利用可能で、平日の14時29分までであれば申し込みから最短数十秒で自分の銀行口座に振り込まれます。振込先はエポスカードの引き落とし指定口座の他、カード所有者本人名義の別の銀行口座を指定することもできます。
なおNetキャッシングを利用するには、事前にエポスNetで会員登録を済ませておく必要があります。
エポスカードのキャッシングを海外で利用する場合はATMでのキャッシングに限られます。
利用可能なATMは、VISAまたはPLUSのマークがついているものです。その場で必要に応じて必要なだけの現地通貨を引き出すことができ、両替用に多額の現金を持ち運ぶ必要がないので安心です。
なお日本円相当で1万円以下で税抜100円、1万円以上で税抜200円の手数料がかかるので注意が必要です。
またATMの操作感は日本のATMと異なります。言語選択で日本語がある場合はそれを選べばよいですが、日本語がない場合に備えて英語での引き出しの操作方法を事前にWeb検索する等してよく確認しておきましょう。
エポスカードのキャッシングの返済方法
エポスカードでキャッシングを利用した後は返済が必要になります。返済方法は、「口座引落し」「持参払い」の2つからカード申し込み時に設定することができます。この設定は利用中にエポスNetやエポスカスタマーセンター、マルイ内のカードカウンターで変更することも可能です。
便利に利用するため、事前に返済期限、締日、それぞれの返済方法の特徴をよく把握しておく必要があります。
「口座引落し」の場合は、カード申し込み時に指定したカード代金引き落とし口座から、ショッピング利用分とともに引き落とされます。
全国の銀行、信用金庫等の提携金融機関が利用可能です。口座引落し日は4日と27日から自分の都合に合わせて選ぶことができます。利用中に変更することも可能です。利用締日はそれぞれ前月の同日となります。
「持参払い」の場合は、ショッピング利用分を含めた月々の支払い額を、エポスATM、ローソンやミニストップ店内のロッピー、ペイジー、マルイ各店内のエポスカードセンターに持参して支払い手続きをします。
マルイ各店内のエポスカードセンターでの返済はマルイの営業時間内のみです。エポスカードATMからの返済はマルイの営業時間外であってもATMが営業していれば手続き可能です。
エポスカードATM、エポスカードセンターではリボ増額払い、一括繰上げ返済も可能です。
コンビニからの返済の場合は、コンビニの営業時間内で返済が可能です。なお、三菱UFJ銀行、セブン銀行、イオン銀行等のATMではリボ増額の支払いも可能です。
支払日は5日・10日・15日・20日・25日・30日の中から選びます。これも利用中に変更することができます。なおコンビニの提携ATM、イオン銀行、セブン銀行のATMでは千円単位の返済となります。
また、支払日を過ぎてしまった後の遅延損害金を含む弁済金支払いは、エポスカードATMかエポスカードセンター店頭での対面支払いに限られるので十分注意が必要です。
エポスカードでキャッシングする際に注意するべき事
気軽に使えるエポスカードのキャッシングですが、いくつか注意点があります。多額の利息で大損をしてしまったり、返済できなくなってキャッシングが利用できなくならないよう十分注意しましょう。
エポスカードでのキャッシングの実質年率は年18.0%です。
例えば10万円を1年間借りると、18,000円の利息になります。月々の利息は、「残高×金利÷365×利用日数」で計算します。
例えば10万円を30日間借りると、利息は1,479円になります。
つまり利用日数をできるだけ少なくすれば金利を抑えられます。そのためには繰り上げ返済もうまく利用しましょう。よほど急な出費でなければ、返済計画をよく練ったうえで借入することが肝要です。
なおリボ払いでは月々の弁済金を5,000円から選べますが、残高スライド方式であるため借入期間が長くなるとその分利息も増えるので注意が必要です。
エポスカードのキャッシングは、総量規制の対象となります。
総量規制とは、個人向けの無担保融資を原則として年収の3分の1までに制限するものです。例えば年収300万円の場合、借入可能額は100万円までに制限されます。
この制限額はエポスカードのキャッシング枠だけではなく、銀行系のカードローン以外の全ての消費者金融系のカードローン枠・クレジットカードのキャッシング枠を合計した金額です。借入可能額を念頭に置いたうえで、借りすぎて返済不能に陥ることがないよう、十分気を付けましょう。
エポスカードでは、利用額に応じてポイントが付与されますが、キャッシング利用分のポイントは加算されません。その代わり、エポスNetからPDFで利用明細を照会するとポイントが付与されます。
3か月以内に期限切れとなるポイントがある場合には、エポスカスタマーセンターに電話すれば有効期限延長の申し込みをすることができます。
エポスカードの概要
エポスカードは、株式会社丸井グループの子会社、株式会社エポスカード発行のクレジットカードです。ショッピング時に利用できるだけでなく、ポイントや海外旅行の際のサポートも充実しています。またキャッシング機能もつけることができます。
epos(エポス)は新時代を意味する英単語「epoch」から来ています。使う人が新たなライフステージに歩みだす時にサポートしたいという願いが込められています。
エポスカードはマルイだけでなく、全国のVISA加盟店でクレジットカードとして使えます。買い物額に応じてエポスポイントが付与されます。
基本的に1回のクレジットカードでの支払いで、一括払いの場合は200円毎に1ポイント、リボ払いの場合は200円につき2ポイントが付与されます。また公共料金や携帯電話の料金の支払いをエポスカード引き落としにすることで、より効率よくエポスポイントを貯められます。
貯まったポイントは、500ポイント以上からマルイ店頭で1ポイント1円相当で利用できる他、VJAギフトカードや各種グッズへの交換も可能です。
また「マルコとマルオの7日間」というセールが年4回ありますが、エポスカードホルダーは10%割引で買い物ができます。なお一般カードの年会費は無料です。
エポスカードを提示すると5000店以上のお店で割引や特典が受けられます。
例えば、ファミリーレストランのロイヤルホストでは会計時にエポスカードを提示で、飲食代が10%割引されます。またアパホテルでは予約時に公式サイトからエポスカードで予約するとチェックアウトが1時間延長されます。
その他、魚民や白木屋等でエポスカード払いをするとエポスポイントが5倍付与されます。他にも劇場や映画館、遊園地や美容院等でお得な特典があります。お出かけ前にエポトクプラザのホームページでチェックしてみましょう。
エポスカードには海外旅行傷害保険が付帯されています。
現地デスクも用意されていて安心して旅行することができます。キャッシング機能を付けることで、急な出張等、予想外の現金が必要になった時等に便利に利用できます。コンビニエンスストアであれば提携ATM利用で24時間借り入れ可能です。